【読書感想文】「具体と抽象」 細谷 功

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さとし
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一を聞いて十を知りたい人におすすめ!!

 

この本の内容を一言で表すと

「普段の思考の中で“抽象化”を使いこなせるようになろうぜ」ということ。

 

普段、多くの人は“具体”しか見えていないことが多く、意識的に“抽象”に目を向けている人は多くありません。

内容に関しては本を読んでもらえばわかりますが、僕がいつも感じていたことです。

 

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抽象って何?

 

そもそも抽象とは「特徴を抽出すること」です(それだけではありませんが)。

 

 

「特徴を抽出」なんて言うとわかりにくいですよね。

もっと簡単に言うと「一言で表すなら?」「要約すると?」という事です。

 

冒頭で「この本の内容を一言で~」と始めていますが、まさにこれが抽象化です。

 

僕が一番すごいなと思ったのは、「抽象化が出来るようになると、一を聞いて十を知ることが出来るようになる」ことです。

 

なぜそんなことが言えるかと言うと、一度抽象化したことは“転用(再具体化)”出来るからです。

 

転用(再具体化)とは、

具体的な事例→抽象化(特徴を抽出)→転用(再度、別の具体的な事例に落とし込む)

 

このプロセスの事です。

 

これまでは抽象化せずに「ただの事例」として読んでいたことも、抽象化し、転用することで自分の学びがどんどん広がっていきます。

 

例えば、今読み途中ですが「刑務所なう」というホリエモンの本を読んでいます。

この本は、ホリエモンが2011年4月に入った東京拘置所→長野刑務所での日記をまとめて本にしたものです。

 

本当にほぼただの日記で、何を食べて、何をして、どう感じて、どんな風に過ごしたか等がずらーッと書いています。

 

普通に読むだけならただの日記です。

しかしここには、いろんな事例が書かれています。

 

・93キロ近くあった体重が簡単に落ちた

・基本暇。運動の時間、自由時間、など決められている

・ベビーパウダーや制汗剤をめちゃくちゃ重宝した

・一人で考えていると鬱になりかける

 

これらを抽象化すると

 

・規則正しい生活をすると絶対痩せる(結局は摂取カロリーの問題)

・時間の使い方の工夫をすべき。やれることはたくさんある

・毎日風呂に入る等、当たり前の生活をしていると衛生面でのストレスは相当な物

・誰にとっても精神的なコントロールは絶対に必要

 

など、様々なことを学ぶことが出来ます。

そして、これをどう自分に“転用(再具体化)”していくのか?が最も大事です。

仮にこれを自分の生活に落とし込むなら

 

・暴飲暴食の後は自分のコントロールをする

・休みの日、仕事の日など自分の使える時間を明確にする

・絶対に捕まるような悪いことはしない…

・ホリエモンですら(あれだけ強そうに見える人)精神的なコントロールをしているのだから、ある程度結果を出したいなら、思考や精神のコントロールをもっと行うべき

 

といった、転用が出来るようになります。

 

このように小さい事例から抽象化して、自分の次の行動に活かすことで、抽象化の力が発揮されます。

 

こういった、「抽象化のプロセス・方法」が書かれているのがこの本です。

 

この本を読んで、勉強法の本を読むと効果倍増

 

僕は常々「勉強するなら先に勉強法を勉強した方がいい」と思っていますが、結局そこらに転がっている勉強法はあくまで「テクニック」であり「具体的な方法」です。

 

つまり、もっと源流にある頭の使い方である「抽象化」を練習し、出来るようになれば、これ一つで十分なんじゃないか?とも思えるほどのパワーがあると思っています。

 

こんな難しいことを、サラッと読みやすく言葉にしているのが何よりすごい。

ってことで、もし気になったら手に取ってみてください!

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