
こんにちは。さとしです。
この記事では「なんでこのブログを始めたのか?」って思いを書いてます!
今、飲食業界で働いている人、これから飲食業界に入ろうと思っている人へ
情報発信者には色んな人がいるけども、僕はこのブログを通して伝えていきたいことがあります。
それは”ぜひ、プロサーヴィスマンを目指してほしい”ということ。
というのも、飲食業。特にサーヴィススタッフは若い人の定着率が限りなく低い。
僕もこの業界に入って10年を超えますが、3年以上続く人は100人中3人位しかいません。
入っては、辞めて、入っては、辞めて…を嫌というほど見てきました。
中には志もなくなんとなく始めたからつまらなくて…という人も確かにいます。
だけど、せっかく夢を持って飲食業を始めたのに、上司や労働環境が嫌で”飲食業そのもの”が嫌になってしまう人があとを絶ちません。
だから僕はこのブログを通じてすこしでも役に立てればな…と思っています。
これから飲食業界に入ろうとしている夢のある若い人や、飲食業を始めたけど、まだまだキャリアの少ない若い人たちに向けて、僕のキャリアで学んできた事、現在進行形で学んでいることを素直に伝えようと思っています。
なぜ、そんなことをしようと思ったかと言うと、理由は3つあります。
業界に「教育者」が少ない
僕が働く飲食業界は体育会系です。罵詈雑言が飛び交います。
少しずつ変わってきているとはいえ、まだまだ体育会系が抜けない厳しい世界です。
基本的には「見て覚えろ!」なんて非効率な世界だし、先輩の言うことは絶対…的なところも少なからずあるのが現状です。
店によっては殴る、蹴るといった暴力まで容認されている世界(ダメ。絶対)
30年前ならいざ知らず、現在でそんなことがまかり通っていいのか?
いや、普通にダメでしょ。
そんなんだから、夢を持って入った若い人はすぐに飲食業を辞めてしまう。
何も、仕事のすべてを懇切丁寧に教えろとは僕も思っていません。
だけど、最低限一人前になるまでのことは、ちゃんと教えないとダメだと思う。
その先は本人たちが興味があることを深掘りしていけばいい。
でも、それを自覚して「教育」してくれる先輩が果たしてどれほどいるのだろうか?
僕の経験上ほぼ0です。
なぜかと言うと、その先輩達も「教育」されたわけでは無いから。
そもそも「教える」ということを知らないのです。
みんな「俺はこうやられたから、お前にもこうする」といった感じ。
だからこそ僕はこの場所で先輩が教えてくれないことを発信していきたい。
業界に夢がある若い人を増やしたい
当然のことだけど、先輩側としては後輩が育たないと、自分が楽にならないし、よりレベルの高い仕事をするのも難しくなる。
「俺は孤高の天才だぜ!仲間なんていらねーぜ!!」
みたいな人はどうぞ一人で好きなようにやってください。一人でできることなんかたかが知れてますから。
後輩や新入社員って本当に大切。
でも、この飲食業界では未だに新人をゴミの様に扱う人が多い。
「きつい、厳しい、帰れない」なんて新3Kなんて言葉があるくらい。
それって飲食業のことですかね?ちなみに昔の3Kといえば「きつい、汚い、危険」なんだけど。
小さい街場のレストランの若い子なんかは朝7時に出社して、休憩なく雑用を押し付けられ、帰るのは終電。週休一日。なんてことは当たり前です。
他の友達は9時出社、18時定時にもかかわらず。
そして薄給ときたらマジで良いことない(書いてて悲しくなってきた)
そんなことしていい仕事なんて出来るわけないんです。
もし飲食店の経営者がこれを読んでいて、それがわからないなら、もっと勉強しろ。と本気で言いたい。
現在は、インターネットの普及でみんな簡単に情報を入手できる世界です。
情報の回るスピードも圧倒的になりました。
そう考えると20年前に20歳だった人と、今20歳の人と受け取る情報量に雲泥の差があります。
昔は貴重だった知識、ノウハウなんか、ググれば1秒で出てきます。
なんだったら、解説付き動画までYouTubeやInstagramで一発です。
そんな世界にいる人たちがせっかく夢を持って飲食業に入ってきてるのに、「きつい、厳しい、帰れない」こんな理由で辞めていくのはなんてもったいない事なんだろう。と思います。
だから、僕の発信を見て、飲食という業界に少しでも長くとどまってくれる人が一人でも増えてくれたら嬉しい。
サーヴィスマンとしての発信者がいない
今現在、発信力のある料理人はそこそこいます。
マネイジメントが得意で、ブランディングが出来て、自分の考えを発信して…と言った料理人は多い。てゆーか、もはや料理人として情報発信は必須スキルになりつつある。
でも、サーヴィスマンはどうだろう?と考えたときに、パッと思いつきません。
本当の意味で発信力のあるサーヴィスマンって日本にいない(実は僕が知らないだけかもしれないけど)
だったら、自分でやってみようという結論になりました。
若い人たちの励みや、仕事するうえでのヒントを掴んでもらえたらな…なんて思います。
別に特段自慢できるキャリアでもないけど、
少しでも今後の参考にしてくれたら嬉しいです。
そんなキャリアの中で、僕が本当に必要だと思うもの3線をまとめました。

それとこれが僕のサービス哲学です。

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