この前、質問を受けました。

一冊の本でどれくらいアウトプットしてますか?
仮に300Pの本だとしても、その中の2~3か所だな。と思いました。
それを素直に伝えたのですが、その後質問者がどう思ったのかは定かではありません。笑
冷静に考えてみて、もう少しアウトプット出来てもいいよな。と。
というか、アウトプット出来てないってことは、ちゃんとインプットが出来ていないわけです。だから、一冊の本のインプットの質を高めるために何をすればいいのか?
今日はそんなことを説明していきますね。
先に言っておきますけど、むちゃくちゃ簡単です。
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アウトプット前提のインプット
さっきからインプットだの、アウトプットだの言葉を使っていますが。
インプット…脳に入れる作業。本を読んだり、動画を観たりすることです。一般的に“勉強”というと、こっちをさすのかな。学生時代は先生が黒板の前で、ひたすらしゃべっているのを聞く感じですよね。あれがインプット。
アウトプット…インプットとは逆に“外に出す作業“です。紙に書いたり、誰かに喋ったり、行動したり、脳の中の物を現実世界に出す作業の事です。わかりやすいのは、パソコンの印刷作業ですかね?あれは、パソコン上のテキストないし写真を、プリンターで現実世界に出してますよね。
こんな感じの定義で覚えて頂けるといいです。
僕はこうやってブログ書いたり、Youtubeに動画をアップしたりしてるんですが、これってアウトプットなんです。
もちろん人の為にやってるのもあるんですが、結構自分の為だったりもします。
なぜなら、アウトプットすると知識に定着するからです。
アウトプットした方が、インプットしたことが脳に定着しやすくなります。短期記憶から長期記憶へ変わるから…ってこの話しだすと長くなるのでまた今度。
逆に言えば、アウトプットしないとインプットしたことが無駄になりかねないということ。
せっかく何時間もかけて300Pの本を読んだのに、全部忘れちゃったら、読書した時間全部無駄になるんです。それって超もったいない。
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どうしても覚えたいときの読書法
アウトプットする為にも、インプットの質を高めたいわけです。
でも、ただただ読んでいるだけだと、片っ端から忘れていく。
繰り返すことが最強なんですが、できるだけ少ない回数がいいですよね。
時間ももったいないし。
そんな時に有効なのが
音読
これです。
拍子抜けしますよね。
そんな事かよ。
まぁ、批判するのは簡単なんですよ。
まずは騙されたと思ってやってみてください。
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「音読」がなぜ効率よくインプット出来るのか?
音読の効果は科学的にも証明されています。
音読している時、人間の脳は前頭前野という場所を中心に活発に働きます。
音読をすると複数の器官を使うことになります。
文字を読む“視覚”
自分の声を聴く“聴覚”
それと同時に文字を読み取る
読んだ文字を理解する
理解した文章を声に出す
声に出した文章を聴く
それをさらに理解する。
という、超複雑な工程を踏みます。
あと、眠くなくなる。という効果もあります。
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つまり音読は脳に二回情報をぶち込むことになる
前述しましたが、「文字を読む」と「声に出して聞く」ことをしているので、自動的に二回も脳へ情報を送ることになります。
一回よりも二回。さらに、脳自体が活性化しているので、定着率がアップするのは言うまでもありません。
平たく言うと、インプットしながら、アウトプットしているイメージです。
時短にもなるし、とにかく楽です。
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まとめ
読書で覚えたい場所を増やしたいなら、音読がマジでおすすめです。
声に出すと最初は疲れますし、意外とちゃんと読めません。
めちゃくちゃつっかえます。これって脳が上手く機能できてないからです。
繰り返していくと、どんどん抵抗も減るし、良いことだらけです。
本を読んでて「ここは!」と思うところがあれば積極的に音読することをお勧めします。
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