
接待サービスがちゃんと出来たら一人前だと僕は思う
まいどどうも。さとしです。
「接待」ってちゃんとサービスできますか?
接待はホストがゲストを招いて、食事の席を通じて、
親交を深めたり、ビジネスを円滑に進めるための物です。
ホスト側からしたら「ゲストと関係を深める」為の大事な席です。
結構繊細な部分が多いので、知らないと大失敗する場合があります。
失敗すれば当然二度と使ってもらえなくなります。
大きい会社であれば「二度とあの店使うな」ということにもなりかねません。
今回はそんな接待サービスの基本について勉強していきましょう。
90%の会食は接待
入店の順番に気をつけろ
席順に注意を払え
プライオリティは絶対守れ
お客さん同士の会話にはヒントが沢山
接待で出しゃばるな
基本的に時間がないものと思え
90%の会食は接待
基本的には世の中の90%の会食は接待です。
男性が女性をデートに誘い、食事をごちそうする。これも十分接待です。
ご飯をごちそうして、関係を深めたいと考えているのなら、接待ですよね?
彼女が彼氏の誕生日をお祝いするのも接待です。
ホストがいて、ゲストがいれば接待は成り立つわけです。
外国から友達が日本に来て、友達を日本のレストランに連れてきた。
これも十分接待として成り立ちます。
そう考えると、ほとんどの食事の席には、ゲストとホストがいるから、接待と考えていいと思います。
ですが、そんな話をしていると身も蓋もなくなるので、この記事で言うところの“接待”は、ビジネスの上での接待を指すことにします。
もちろんこの記事で言っていることは、どんなお客さん同士の接待でも使えるので安心してください。
入店の順番に気をつけろ
まず意識してほしいのは入店の順番です。
誰が最初に来るか?ということに意識を向けましょう。
ほとんどの場合、ホストが先に来ます。
ホスト側は円滑に食事を進めたいため、店の視察も含めて早く来ます。
力を入れている人は、トイレの位置や、ドリンク、料理の流れ、時間配分などを細かく指定してきます。
基本的にはすべてホストの意向に沿わせるようにしましょう。
サービスマンはホストの執事的な存在であるべきです。
ただし、アクシデントや何らかの事情で、ゲストが先に来てしまうパターンもあります。
「先に来たから」という理由でホストだと決めつけないようにしましょう。
席順に注意を払え
会食者が全員揃ったら着席するわけですが、この時に席順に注意を払いましょう。
どこが上座で、どこが下座なのか?
自分が働くお店の上座と下座はしっかり把握しておきましょう。
基本的には入り口から一番遠いところが上座です。
入り口に一番近い席が下座です。
それはお店によって違うので、必ず把握すべきです。
着席した場所によって、優先順位がわかるようになります。
プライオリティは絶対守れ
プライオリティとは「優先順位」のことです。
ゲストの中にも順位付けがありますし、ホストの中にも順位付けがあります。
ゲストの一位を「メインゲスト」
ホストの一位を「メインホスト」
と言ったりすることもあります。
席順によって8割くらいはプライオリティを把握できますが、その時の状況によって、変動することがあります。
たまたま最初に来たメインゲストが、めんどくさくて下座に座る場合もあります。
ですので、座ってる席だけで判断するのも早計です。
では、入店順位や、座る席だけで判断できない場合はどうすればいいのか?
お客さん同士の会話にはヒントが沢山
お客さん同士の会話から関係性を見抜きましょう。
お客さん同士の距離感を掴むようにします。
ガッチガチの敬語で話している場合もあれば、何度も一緒に食事しているかのような場合もあります。
最初はなにがなんだかわからないかもしれませんが、意識してみていると気づくことがたくさんあります。
名刺交換
名刺交換をしているということは、初対面だということです。ですので、当然会食は固いものとなります。
名刺交換の順番にも注意を払いましょう。
「名刺交換の順番=正式なプライオリティ」です。この情報は本当に大事。
ホストの態度
ホストの態度によって関係性を読み解くことも出来ます。
ホストがガチガチであれば絶対失敗できないということです。
背筋をちゃんと伸ばして話を聞いていたり、必要以上にゲストのことを褒めたりする場合も同様です。
逆にいきなりジョークから始まったり、ホスト側がジャケットを脱いだりする場合は、基本的にはフランクな関係だと思って大丈夫です。
接待で出しゃばるな
どんなサービスでも言えますが、サービスマンはでしゃばってはいけません。
むしろホスト側からぞんざいに扱われることもあります。それでも、淡々と進めなくてはいけません。
お客さんにとっては、会食よりも「自分のビジネスを優位に進める」ことが最優先です。
ぶっちゃけこっちの話なんてほとんど聞いてません。
ビジネスの接待は「こういうものだ」ということを認識しておきましょう。
基本的には時間がないと思え
だらだらとした接待もありますが、それは極稀です。
基本的にはビジネスパーソンとして皆さん忙しいものだと認識してくください。
料理はタイミングをみて早めに進めてあげるべきです。
食事をして二軒目に銀座のクラブを予約している。なんてこともあります。
ですので、急かさない程度に早く終わらせてあげたほうが喜びます。
もちろんだらだら食事をする人もいますし、最後まで飲み続ける人もいます。
とはいえ、事前に情報がなければそんなことはこっちにはわかりません。
ですので、基本的には早く終わらせてあげるようにしましょう。
まとめ
接待サービスの基本をまとめました。
意外とここまで言葉にして教わる機会もないと思うので、我ながら良いこと言ってると思います。笑
90%の会食は接待
入店の順番に気をつけろ
席順に注意を払え
プライオリティは絶対守れ
お客さん同士の会話にはヒントが沢山
接待で出しゃばるな
基本的に時間がないものと思え
これらのことを守って、接待を極めましょう!

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