
左出しの右下げ?え?左出しの左下げ?あーもう!料理を出すのってどうすりゃいいのよ!?

うん。ぶっちゃけどーでもいい。笑
まいどどうも。さとしです。
今日は直接料理を運べるようになった君たちへアドバイス。
レストランサービスにおける「料理の出し方」について説明します。
料理が出せるようになると、
・どっから出せばいいの?
・左出し、右下げ?
・優先順位は!?
こんな悩みが出てきますよね。
この記事を読めば、自信をもって料理をサーブすることが出来るようになります。
気を付けなければいけないポイントや、歴史なんかを話しているので、
知識として入れて、堂々とかっこよくサービスできるようになりましょう。
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レストランサービスにおける料理の出し方
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時代は多様化してる
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安全&美しいのが一番
レストランサービスにおける料理の出し方とは?
基本的には決まりがあります。
「左出し、右下げ」これが基本です。
これは安全性を第一に考えられたやり方です。
なぜ左から出すのかというと、右利きの人が多いからです。
ようは、お客さんは右手の方がよく動く。ってことです。
例えば、身振り手振りの大きい外国人を相手にサービスしているとしましょう。
サービス側に背を向けて座っていた場合、当然お客様は我々の存在は気が付きません。
話が盛り上がっていたりするとなおさらです。
こちらが右側から料理を出そうとした瞬間に、お客様の右手がいきなり飛んでくることがあります。
そしたら、サーブしようとしていた皿に手がぶつかりますよね。
ぎりぎり避けられとしても、料理の盛り付け崩れたり、最悪お客様に料理がかかってしまう場合もあります。
実際に僕もペーペーだった時に、コーヒーをお出ししようとして、ぶつかったことがあります。幸い、自分にコーヒーがかかったくらいで済みましたが、一歩間違えれば大惨事です。
油断していると、このようなアクシンデントは日常茶飯事に起こります。
あとは、現在でもイベントやホテルのガラディナーなどで見られますが、大人数が一列に並んでいる場合です。
一人のゲストに対して、一人のサービスが料理を出す。
この場合、各々が好き勝手出したらぶつかる&統率がない乱れた印象になります。
統率を取り、美しく見せるために「全員左から、左手で、同じタイミングで出す」という決まりがあります。
下げる時は、右側から右手で下げる。
これも統率が取れていて美しく見せるための所作です。

……とはいえ、そんな大昔の話は今の時代通用しないでしょww
これが僕の考えです。
時代は多様化している
今のレストランでは様々な店のつくり、席のタイプがあります。
カウンター、丸いテーブル、四角いテーブル、ボックス席、個室、カップルシート…
席の種類なんか腐るほどあります。
物理的に「左出し、右下げ」が出来ない場合なんかたくさんあるでしょう。
だから、そんな大昔の話心からどうでもいい。と思っています。
お客さんだってそんなこと全く気にしていません。
右から出そうが、左から出そうが、100%気にしていません。
そんなことより、自分の話に夢中だし、料理、ワインに夢中なのです。
安全&美しいが一番
とにもかくにも、安全に料理を出すことを最優先にすべきです。
左から出す=安全なのではなくて、「安全に出せる確率が高い=左だし」なのです。
状況によって、右から出した方がよければ右から。
正面から出すべきなら正面から。
こんなことはフレキシブルで当たり前です。
そして、より美しい姿勢で料理をサーブすることが一番です。
体勢が崩して左から出すくらいなら、美しい姿勢のまま右から出した方がよっぽどエレガントです。
何度も言いますが、お客さんはそんなこと全く気にしていません。
スマートに見せるサービスのコツが知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

まとめ
左から出すとか、右から出すとか心からどうでもいい。
安全&美しいが一番
ってことです。
どんなに美しく料理を出そうとしても、歩き方がだらしないと、おいしい料理もおいしくなくなります。
一流のサービスマン的歩き方…ご存知ですか?こちらの記事が参考になると思います。

PS
堅苦しいホテルとかの場合は、お店ごとのルールがあるかもしれません。
だけど、本当に優先すべきは‘‘お客様の安全‘‘です。
お店のルール<<<<<<<<<<<<安全
くらい差があります。
余裕があるときはお店のルールに従うべきですが、安全第一でサービスしましょう。
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