こんにちは。さとしです。

物事はやり方を考えてから、行動するのではなくて、行動しながら、改善していくのが一番の近道ですね。
さて、今日は知識を広げるには、小さい視点から大きい視点に変えていくと勉強がはかどるよ。って話をします。
つまりは、勉強のコツ。みたいなことを話します。
小さい視点から、大きい視点とはどういうことか?
よく友達に「ワインのこと教えてくれない?」って質問されます。
手っ取り早くワインのことが知りたいんですよね。わかります。
普通に考えたら、ワイン関係の本を読み漁れば?みたいな答えになりますが、質問した側からすると「それはわかってるんだけど…」と、イマイチ話がかみ合いません。
これは話の解像度の話になっていきます。
話の解像度とは、“どこまで細かく物事を見れているか?”ということです。
僕たちプロは、個人差は抜きにしてある程度ワインを体系的に知っています。
「ワインを教えて」とぼんやり言われると「どこから教えようか?」と悩むことになります。相手の解像度がぼんやりとしすぎているからです。(もちろん会話からくみ取る努力はしますけど)
初心者相手にいきなり「Puligny-Montrachetの土壌は…」みたいな話をしても、解像度が低いからまったく通じないわけです。
大きい視点から学ぶと非効率
このように「ワインとは?」みたいな大きい視点から勉強すると、どこから手を付けるか?勉強すること多すぎてもうあかん。という具合でとても非効率です。
ですが、これを小さい視点から学んでいくとどうなるか。
例えばですが、さっきの「ワインを教えて」という話を例に出すなら、いきなりワインを一緒に飲みに行き今自分が飲んでいるワインはどんなワインなのか?から始めるととても効率的です。
最初の一杯がシャンパンだったとしたら、
・何で泡立っているのか?
・シャンパンとシャンパーニュの違いは何か?
・そもそもシャンパーニュってどこにあるのか?
・なんで最初にシャンパンが多いのか?
等、小さい視点の物から勉強していくと視点を広げやすくなります。
さっきの質問を派生させると…
・泡立っていないワインは逆にどうやって作るのか?
・ピノ・ノワールってシャンパーニュ地方以外のどこで作られているのか?
・そもそもなんで泡の入ったワインが造られるようになったのか?
このようにどんどん知識や興味を広げやすくなるので、勉強する時は小さい視点から大きい視点へシフトしていくととても効率的なのです。
料理は世界のことを知るとてもいい教材
日本では世界各国の食事が当たり前のように食べられます。
たまたま家で出てきた豆腐について調べてみたり、外で食べた油淋鶏から中華料理に考えを巡らせてみたり、グリーンカレーを食べながらスパイス、ハーブやシルクロードまで勉強してみたり。
料理は本当に小さい視点の集大成みたいなものです。
どんどん興味を持って調べてみるのも面白いと思います
まとめ
知識を手に入れたいときは小さい視点から大きい視点へシフトしていくのが効率的です。
勉強のコツは「今目の前にあるもの」から調べていくこと。
料理は世界のことを勉強できるとても身近な存在。
といった感じです。
ぜひ、頭の片隅において知識を広げることを意識してみてください。
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